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統一場写真


若い頃、木村伊兵衛さんの写真のどこがいいのかわかなかったが、 あるとき伊兵衛さんの「本郷森川町」を見て合点がいった。 一見、個々がバラバラに無関係に点在しているように見えながら、

すべてが作用し合って一つの“場”を作っているのだと直観させられた。 まるで「統一場理論」のような写真であるw もともと広重の浮世絵が好きだったが、それに通じるものがある。 日常は儚くも美しいということなんだろうと思う。

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